日頃より食品寄付のご協力をいただいているフードバンクいたばしさんの活動報告会(一周年記念イベント)に、昨日参加させていただきました。

 

フードバンクいたばしさん(藤村行一代表)とは、昨年末にある代議士(後援会)の忘年会でご縁をいただき、定期的にお米を主とした食品を寄付していただいています。

 

活動報告会の中で、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむの赤石千衣子理事長が、「ひとり親家庭とフードバンク」とのテーマで基調講演をされており、様々な経緯から已むなくシングルマザーとなった方たちの事例を聞きながら、社会的養護との類似性や関連性は深いように感じました。

 

ひとり親家庭も社会的養護も、アディクションやDV、メンタル不全等の問題が根底に存在するケースも多々あり、精神保健医療福祉的な支援も必要となることも容易に想像できます。生活困窮者支援や就労支援なども含めて、種別を越えた連携が重要だと再認識させていただきました。

 

また、報告会の中では、食品寄付を受けている各団体の活動紹介をする機会が設けられ、お言葉に甘えて自立援助ホームのご紹介をさせていただきましたが、案の定その認知度は低く、改めて広報・啓発活動の必要性を実感いたしました。

 

フードバンクいたばしさんから食品寄付を受けている団体さんは、23区内の社協(社会福祉協議会)さんが多く見受けられ、食品の寄付は生活困窮者への支援に活用しているとのことでした。また、社会的養護からは母子生活支援施設やシェルターを運営されている団体さん、他にも自立準備ホームを運営されている団体さんもいらっしゃいました。

 

フードバンクやフードドライブの活動が注目されることにより、そこから様々な方々に恩恵がもたらされることとなります。また、その取り組みの中から、新しいネットワークが生み出されたりすることもあります。

 

フードバンクという取り組み(ご縁)から端を発して広がっていくネットワーク、今後も大切にしていきたいと思います。